【 投了図・127手目▲5五歩 】
投了図での持ち駒
▲久保九段: 角、歩3
△藤井七段: 飛、金2、銀、歩3
昨日行なわれました刮目の好カード
第90期棋聖戦・二次予選/決勝を舞台に実現した
「久保利明九段-藤井聡太七段」の初手合いは
上図127手までで、先手・久保九段が勝利。
37手目▲5五歩。
上図での持ち駒
▲久保九段: なし
△藤井七段: なし
プロでも驚愕する天才的な駒捌きで
多くのファンを魅了する振り飛車党現党首
久保九段は、先手を持った神童との初手合いで
振り飛車の王道「ノーマル四間飛車」を投入。
年間最高勝率更新の期待も高まる藤井七段は
例によって居飛車で迎え撃ち、1筋の香車を繰り上げ
堅くて遠い「穴熊」への組み替えを見せた(36手目△1二香)
次の瞬間、久保九段は中央5筋から突っかけました。。
94手目△4七香。
上図での持ち駒
▲久保九段: 銀、桂、歩5
△藤井七段: 桂、歩
中盤は久保九段が伸び伸びと模様を動かし
形勢リードを確実に広げていきますが、しかし
先手の「高美濃囲い」を端から突破した藤井七段は
鋭利な猛攻で先手玉に迫り、形勢を引き戻します。。
さすがの久保九段の手も止まり
予断を一切許さない、白熱の終盤戦に突入しますが。。
【 投了図・127手目▲5五歩 】
投了図での持ち駒
▲久保九段: 角、歩3
△藤井七段: 飛、金2、銀、歩3
久保九段は一瞬の勝機を逃さず。。
最終盤で再び神童を突き放し、上図の局面をみて
藤井七段は無念の投了を告げました。。
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大一番の舞台は新潟
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大詰めを迎える第77期順位戦
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C級1組の「一番長い日」は白熱の決着。。
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今年の「将棋界の一番長い日」を振り返る
羽生九段は有終の白星を飾るも。。
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王将戦/第4局終局直後の感想
王将戦/第4局・一日目の所感
決戦の舞台は18年ぶりの沖縄
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藤井七段、衝撃の朝日杯2連覇達成!
Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
珠玉の名勝負。。第90期棋聖戦・二次予選/決勝「久保九段、藤井七段との初手合いを制す」