【 投了図・100手目△3八銀 】
投了図での持ち駒
▲佐々木五段: なし
△広瀬竜王: 香、歩5
昨日の将棋界に注目の広瀬章人竜王が登場。
第90期棋聖戦の二次予選トーナメント/決勝を
ここまで公式戦18連勝中と旋風を巻き起こす
若き精鋭・佐々木大地五段と対戦しました。。
結果は上図100手までで、広瀬竜王が貫禄の勝利。
佐々木五段の連勝を止め、見事本戦入りを決めました。。
41手目▲2二角成。
上図での持ち駒
▲佐々木五段: 角、歩
△広瀬竜王: 歩
戦型は「相掛かり」
上図の局面で、長らく続いた同形模様に別れを告げ
佐々木五段が角交換を敢行し、戦端を開きます。。
88手目△4九飛成。
上図での持ち駒
▲佐々木五段: 桂、歩
△広瀬竜王: 飛、銀、歩5
しかし、角交換成立後もすぐの開戦とはならず。。
両者は玉を自陣の右側に寄せながら、間合いを計りますが
二度目の角交換不発の直後、一瞬の隙を広瀬竜王は逃さず
4筋から飛車先突破に成功、大きく形勢を引き寄せました。。
【 投了図・100手目△3八銀 】
投了図での持ち駒
▲佐々木五段: なし
△広瀬竜王: 香、歩5
竜王が寄せに入った上図の局面で
佐々木五段は無念の投了を告げました。。
今週の金曜日(3/1)には、いよいよ
「将棋界の一番長い日」第77期A級順位戦の最終戦で
プレーオフ進出への一縷の望みをかけた直接対決を
羽生善治九段と戦う広瀬竜王。。
さらに、3月10日には
カド番に立たされもう後のない棋王戦/第3局と
今期の総決算となる年度末に大勝負が控える中で
まずはひとつ、気勢の上がる白星となりました。。
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王将戦/第4局終局直後の感想
王将戦/第4局・一日目の所感
決戦の舞台は18年ぶりの沖縄
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新しいタイトル戦で目指す、次のステージへ
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藤井七段、衝撃の朝日杯2連覇達成!
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秀英対決はともに譲らず。。決着は最終戦へ
Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
大一番目前。。第90期棋聖戦・二次予選/決勝「注目の広瀬竜王が本戦入り」