【 投了図・167手目▲2五同歩 】
投了図での持ち駒
▲佐々木七段: 銀、歩4
△羽生九段: 角、金2、桂、歩4
昨日行われました
第49期棋王戦挑戦者決定トーナメント/3回戦
注目の「羽生善治九段-佐々木大地七段」の一戦は
上図167手までで、先手・佐々木七段が勝利。
戦型は「相掛かり」
大駒が乱舞する激しい攻防戦を抜け出し
先手が先に寄せの態勢に入るも、羽生九段は機を見て反撃。
敵将の頭上から先手陣に襲い掛かり、攻め合いの終盤戦へ。。
しかし、羽生九段の猛追も先手の勢いを止めるには至らず。
佐々木七段は厳しく寄せに入ると、上部脱出を図った後手玉を
最後は戦場できっちりと仕留め上げ、羽生九段は上図の局面で
ついに万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
終局時刻は午後8時32分。
長手数に及んだ熱戦を見事に制した佐々木七段が
王位戦敗退後の公式戦で負けなしの3連勝を飾り
堂々のベスト8入りを決めました。。

Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
第49期棋王戦・本戦/3回戦「佐々木七段鋭く、ベスト8進出」