本日、第７２期ALSOK杯王将戦７番勝負/第４局開幕「先手は羽生九段、戦型は角換わり」

初防衛を目指す藤井聡太王将に

通算１００期目のタイトル獲得を狙う羽生善治九段が挑戦する

夢の顔合わせが実現した第７２期ＡＬＳＯＫ杯王将戦７番勝負。

ここまで３局を消化し、藤井王将が２勝１敗とリード。

シリーズも折り返しとなる注目の第４局が、本日より

東京都は立川市「SORANO HOTEL」にて開幕。。

藤井王将の今期ここまでの成績は

５２戦４３勝９敗（．８２７）。順位戦はＡ級で６勝２敗。

保持する５つのタイトルのうち

すでに叡王、棋聖、王位、そして竜王の防衛を達成。

王将戦と並行して渡辺明棋王に挑戦する棋王戦でも

堂々の開幕白星発進を決めました。。

他の棋戦ではＪＴ杯と銀河戦で優勝

朝日杯、ＮＨＫ杯はともに準決勝まで勝ち残り

トーナメント戦の完全制覇を視野に入れます。。

対します、羽生九段の今期ここまでの成績は

４４戦２８勝１６敗（．６３６）。順位戦はＢ級１組で４勝６敗。

直近の対局では若手精鋭の徳田拳士四段に快勝を飾り

弾みをつけて本局に臨みます。。

気になる両者の対戦成績は

ここまで１１戦して、藤井王将が９勝２敗と大きくリード。

第４局の先手は羽生九段。

互いに飛車先を突く出だしから、定跡手順の進行となり

注目の戦型は両者得意の「角換わり」となりました。。