【 持ち将棋成立局面・222手目△2四金 】
上図での持ち駒
▲豊島竜王・名人: 金、銀、桂、香2、歩3
△永瀬叡王: 金2、歩7
昨日行なわれました
注目の第5期叡王戦7番勝負/第2局は
上図222手までで、まさかの「持将棋」が成立。。
すぐの指し直しは行なわれず、引き分けとなりました。
45手目▲4五歩。
上図での持ち駒
▲豊島竜王・名人: 角
△永瀬叡王: 角
戦型は「角換わり相腰掛銀」
組み手争いの後、上図で豊島竜王・名人が
争点の4筋から積極的に仕掛けを開始しました。。
70手目△4八角成。
上図での持ち駒
▲豊島竜王・名人: 角、銀、桂、歩4
△永瀬叡王: 金
そのままいざ、開戦となると
開幕戦を落とし、連敗スタートは是が非でも避けたい
永瀬叡王が機敏に敵陣へ馬を作り、ペースを握ります。。
159手目▲9三玉。
上図での持ち駒
▲豊島竜王・名人: 桂、香、歩4
△永瀬叡王: 金、歩4
しかし、優勢で終盤戦を迎えるも
永瀬叡王は決めきれず、豊島玉は上部脱出へ成功。。
その間に永瀬叡王も方針を切り替え、盤上は土壇場で
まさかの「持将棋」模様の進行となりました。。
ただ、豊島竜王・名人の点数が届くかは微妙で
形勢的には永瀬叡王が優勢を保ったまま、第1局に続き
緊張感溢れる、いつ果てるとも知れない最終盤の攻防へ。。
【 持ち将棋成立局面・222手目△2四金 】
上図での持ち駒
▲豊島竜王・名人: 金、銀、桂、香2、歩3
△永瀬叡王: 金2、歩7
持ち時間も使い切り、1分将棋に突入する
厳しい状況の中、豊島竜王・名人は底力を発揮。。
ギリギリ点数を確保した直後に、「持将棋」が成立し
222手にも及んだ死闘は引き分けで幕を閉じました。。
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Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
第5期叡王戦7番勝負/第2局「土壇場で持将棋成立、まさかの引き分け」