【 投了図・90手目△6七歩 】
投了図での持ち駒
▲森内九段: 歩4
△藤井七段: 角、金、歩
昨日、初回放送がされました
第28期銀河戦のCブロック/8回戦
注目の「森内俊之九段-藤井聡太七段」は
上図90手までで、後手・藤井七段が勝利。。
36手目△6五歩。
上図での持ち駒
▲森内九段: なし
△藤井七段: なし
戦型は現代調の「相矢倉」
玉の「入城」を果たす前に戦場で互いの歩がぶつかり
まずは中盤の主導権争いか戦いがスタート。。
49手目▲2四銀。
上図での持ち駒
▲森内九段: 歩3
△藤井七段: 歩3
森内九段は角のライン上を駆け上がった銀を
自らの飛車先2筋で後手の金にぶつけますが。。
66手目△3六金。
上図での持ち駒
▲森内九段: 歩3
△藤井七段: 歩
藤井七段は巧みな駒運びで捌きを許さず
先手の飛車を標的に角と金を戦列に参加させました。。
大駒を押さえ込まれては勝負にならない
森内九段は、上図から次に。。
67手目▲1三角成。
上図での持ち駒
▲森内九段: 角、歩3
△藤井七段: 歩
ズバリと角交換を敢行。。
互いに囲いも決まらぬうちに、いざ開戦
そしてそのまま終盤戦へと突入します。。
【 投了図・90手目△6七歩 】
投了図での持ち駒
▲森内九段: 歩4
△藤井七段: 角、金、歩
攻め合いの終盤戦を制したのは、藤井七段でした。
事前に8筋を支配したことが最後に大きくものをいい
飛車を標的にしつつ敵将を追い込んだ、上図の局面で
森内九段は万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
投了図以下、▲同飛には△8七角で即詰み。
▲4ニ桂成とせめても後手玉に寄りはなく投了やむなし。。
永世名人相手に見事勝利を飾った
藤井七段は爽やかに、9回戦へ進出。。
次戦で郷田真隆九段と対戦します。
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Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
収録日は3月6日。。第28期銀河戦・Cブロック/8回戦「藤井七段、森内九段に勝利」