広瀬章人竜王への挑戦者を決める
注目の第３２期竜王戦挑戦者決定三番勝負
「豊島将之名人－木村一基九段」が、いよいよ本日
西の聖地・関西将棋会館にて開幕の時を迎えます。。
豊島名人の今期ここまでの成績は
２０戦１５勝５敗（．７５０）。
春の名人戦から３タイトル戦連続出場中で
名人戦は佐藤天彦名人（当時）を開幕４連勝と圧倒し
名人奪取に成功に三冠を達成するも、続く棋聖戦では
渡辺明三冠の前に敗れ無念の陥落、ニ冠に後退。。
しかし、将棋界新時代のエースの勢いは衰えることなく
平行して開幕した王位戦で会心の連勝スタートを決めると
竜王戦戦の決勝Ｔ/準決勝で渡辺三冠にリベンジを果たし
堂々の決勝三番勝負進出を決めました。
惜しくも挑戦権獲得こそ逃したものの
王座戦でも挑戦者決定戦まで駒を進めた豊島名人は
誠実な人柄も相まって、将棋ファンからの絶大な信頼のもと
第一人者の道を真っ直ぐに、そして力強く歩み続けます。
対します、木村九段の今期ここまでの成績は
１９戦１１勝８敗（．５７９）。９期ぶりに復帰を果たした
Ａ級順位戦は渡辺三冠の前に黒星発進。。
７度目のタイトル挑戦で悲願の初戴冠を狙う
第６０期王位戦７番勝負で現在、豊島王位に挑戦中で
開幕２連敗と不本意なスタートとなるも、８日に行なわれた
第３局は持ち味発揮の完勝で、反撃の狼煙を上げました。
生粋の居飛車党で熱心な研究家
「攻め駒を責めさせたら日本一」と称される攻撃的な受け将棋は
他の追随を許さない、本物の勝負師・木村九段の独壇場。。
王位戦、そして今回の竜王戦三番勝負
今をときめく名人との１０番勝負にも怯まず、高ぶらず
木村九段は鍛えの将棋で淡々と、己の勝利を追求します。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで１１戦して、豊島名人の６勝５敗と拮抗。。
対局開始は午前１０時より。
「冬の本場所」竜王戦出場権を懸けた真夏の決戦
充実の両者のによる三番勝負をぜひ、ご堪能下さい。
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一日二番は１勝１敗
８月最初の勝利は対抗形。
中澤女流も試練のシーズン。。
Source: 柔らかい手～個人的将棋ブログ
真夏の決戦。。本日、第３２期竜王戦挑戦者決定三番勝負開幕