【 投了図・120手目△9六角 】
投了図での持ち駒
▲坂口六段: 銀、桂、香、歩2
△藤井七段: 角、銀、桂、歩2
昨日放送されました
日曜午前のお楽しみ第69回NHK杯の1回戦
注目の「藤井聡太七段-阪口悟六段」の一戦は
上図120手までで、後手・藤井七段が勝利。
30手目△7五歩。
上図での持ち駒
▲阪口六段: なし
△藤井七段: なし
関西の振り飛車党・阪口六段は先手で「中飛車」を投入。
藤井七段はもちろん居飛車で迎え撃ち、戦型は「対抗形」に。
5筋の位を確保してから自陣の駒組みを進める先手の対し
藤井七段は機微に飛車を合わせた7筋から仕掛けます。。
88手目△5五角。
上図での持ち駒
▲阪口六段: 桂、歩
△藤井七段: 歩2
そつなく7筋を突破し、拠点の龍を作った
藤井七段は攻守に圧倒、分厚い攻撃態勢を築き
悠々と終盤戦の幕を開きました。。
【 投了図・120手目△9六角 】
投了図での持ち駒
▲阪口六段: 銀、桂、香、歩2
△藤井七段: 角、銀、桂、歩2
大差の終盤戦に阪口六段は見せ場なく
上図の局面をみて、無念の投了を告げました。。
午後からの行なわれた将棋日本シリーズ/1回戦では
棋界の武蔵・三浦弘行九段の前に長手数の熱戦の末
完敗を喫した藤井七段ですが、全国放送の晴れ舞台
NHK杯では力をみせつけ、2回戦進出を決めました。
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2本立ては1勝1敗
Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
第69回NHK杯将棋トーナメント/1回戦「藤井七段、対抗形で圧勝」