本日より3月がスタート。
将棋界では順位戦の最高峰・A級の総決算となります
「将棋界の一番長い日」第77期A級順位戦/最終戦が
静岡県静岡市「浮月桜」にて、一斉対局で行われます。
□第77期A級順位戦対戦表(成績順。) □
“ラス前”8回戦終了時点で
単独首位に立つのは7勝1敗の豊島将之ニ冠。
本日は久保利明九段と対戦し
勝利をおさめれば、その瞬間に名人挑戦権獲得。
敗れてもプレーオフ出場権はすでに確保しており
絶対的に有利な立場で最終戦を迎えました。。
豊島ニ冠の今期ここまでの成績は
53戦34勝19敗(.642)。
棋聖、王位を立て続けに奪取し、二冠獲得。
絶大な人気を誇る28歳の秀英は勢いそのままに
自力での名人挑戦権獲得を狙います。
久保九段の今期ここまでの成績は
35戦16勝19敗(.457)。順位戦は4勝4敗で
すでに来期の残留は決定済み。
渡辺明棋王の前に4連敗のストレート負けを喫し
失意の王将陥落から本局は最初の公式戦となり
再出発を白星で飾るべく、気合が入ります。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで29戦して、久保九段の15勝14敗と拮抗。。
本局は豊島ニ冠の先手となります。。
豊島ニ冠に続くのは
6勝2敗の羽生善治九段と広瀬章人竜王。
ともに8回戦で、羽生九段は豊島ニ冠に
広瀬竜王は深浦康市九段に痛恨の黒星を喫し
自力優勝の目が消滅。本日はプレーオフ進出へ
一縷の望みを託し、直接対決で雌雄を決します。。
広瀬竜王の今期ここまでの成績は
59戦42勝17敗(.712)。
羽生九段の今期ここまでの成績は
46戦24勝22敗(.522)。
今期は第31期竜王戦7番勝負でも激突した
両者の気になる対戦成績は、ここまで30戦して
羽生九段が18勝12敗とリード。。
本局は広瀬竜王が先手となります。
優勝争い以外にも好カードが目白押し
将棋界最高峰の戦いをぜひ、ご堪能ください。
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解説会も波乱の予感。。
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王将戦/第4局終局直後の感想
王将戦/第4局・一日目の所感
決戦の舞台は18年ぶりの沖縄
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新しいタイトル戦で目指す、次のステージへ
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藤井七段、衝撃の朝日杯2連覇達成!
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秀英対決はともに譲らず。。決着は最終戦へ
Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
決着か、それとも。。本日は「将棋界の一番長い日」第77期A級順位戦/最終戦・一斉対局