本日は2月最終日となる28日。
3月突入となる明日には「将棋界の一番長い日」
第77期A級順位戦の最終戦・一斉対局が控えており
将棋界でも年度末ムードが高まります。。
その前日
2月最後の公式戦には無頼な剣豪・郷田真隆九段が登場。
個性派のみが名を連ねる関西の名門・森信雄七段門下の
秘蔵っ子・澤田真吾六段と竜王戦を舞台に激突します。。
<第32期竜王戦ランキング戦2組/1回戦>
郷田真隆九段-澤田真吾六段
郷田九段九段の今期ここまでの成績は
41戦26勝15敗(.634)。順位戦はB級1組で6勝5敗。
棋理を重んじ、絶対に妥協を許さない棋風で
将棋ファンからの厚い信頼を得る居飛車の本格正統派は
先日放送されたNHK杯/準々決勝で広瀬章人竜王を下し
見事ベスト4進出を果たすなど、存在感を発揮します。
対します、澤田六段の今期ここまでの成績は
29戦14勝15敗(.483)。順位戦はB級2組で4勝5敗。
山崎隆之八段、糸谷哲郎八段と偉大な兄弟子を持つ
澤田六段ももちろん力戦派で、そのひと癖もふた癖もある
独特の将棋で多くの将棋ファンを虜にしますが、しかし
今期はここまで不本意なシーズンに。。
見た目は華奢で大人しそうですが
実際にみると想像以上に貫禄があり、また饒舌な
澤田六段はまだ27歳と若く、本局の郷田九段戦を
巻き返しを図る来期への足がかりとしたいところ。。
世代から棋風から見た目から
全てが対照的な両者の公式戦での顔合わせは
昨年の4月、銀河戦で初手合いが実現し、その時は
郷田九段が貫禄の勝利を飾りました。。
結果ともども将棋の内容がとても気になる
異色の好カードは必見、実に楽しみであります。。
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王将戦/第4局終局直後の感想
王将戦/第4局・一日目の所感
決戦の舞台は18年ぶりの沖縄
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新しいタイトル戦で目指す、次のステージへ
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藤井七段、衝撃の朝日杯2連覇達成!
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秀英対決はともに譲らず。。決着は最終戦へ
Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
2月最終日、注目カードは第32期竜王戦2組/1回戦「郷田九段-澤田六段」