【 投了図・150手目△7三桂 】
投了図での持ち駒
▲広瀬八段: 飛、金、香、歩3
△羽生竜王: 銀、歩
昨日、決着をみました
大注目の第31期竜王戦7番勝負/第2局は
上図150手までで、後手・羽生竜王が勝利。
終局時刻は午後7時35分。
最初の仕掛けから終始、主導権を握り攻め倒した
羽生竜王が後手番を制し、連勝発進を決めました。
【 終局直後 】
羽生竜王
――本局を振り返ってください。
「少しずつ悪いのではないかと
思いながらずっと指していて。難しいんでしょうけど
ちょっと悪いと思って指していました」
――1日目の午後に△7八馬(54手目)と
馬を切っていったあたりの判断からでしょうか。
54手目△7八馬。
上図での持ち駒
▲広瀬八段: 角、桂
△羽生竜王: 金、歩2
「そんなに成算があったわけではないんですが
全く自信がなかったので思いきっていきました」
――封じ手あたりはいかがですか。
59手目▲7六同銀。
(この局面で羽生竜王が次の手を封じる)
上図での持ち駒
▲広瀬八段: 角2、金、桂
△羽生竜王: 歩3
「ちょっと悪いと思っていました」
――2日目も
厳しい戦いになっていましたが好転したのは
「大駒を取って攻める展開になったところ(96手目周辺)は
難しくなったんじゃないかと思いましたが、そのあとどういう
展開になるか読み切れませんでした。でもかなり際どいと
思いながら指していました」
96手目△6七桂成。
上図での持ち駒
▲広瀬八段: 銀、桂、歩
△羽生竜王: 銀、歩3
――最後の寄せも難しかったでしょうか。
「はっきり寄っているかどうかわからなかったんですが。
ただこちらもゆっくりはしていられないので」
――連勝となりましたが、第3局の鹿島対局に向けて。
「いい将棋が指せるように
しっかりと準備をしたいと思います」
広瀬八段
――本局を振り返っていかがでしたか。
「駒得を頼りに受けに回る展開ではあったんですが。
ちょっと思ったより勝ち方が難しい展開でした」
――勝負の明暗を分けたのはどのあたりですか。
「途中からは逆にこちらが苦しくなってしまったので
最後は寄せられたら仕方がないと思っていました」
――第3局への抱負をお願いします。
「内容もそうですが
結果を出せるように頑張りたいと思います」
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竜王戦/第2局終局直後の感想。。
竜王戦/第2局・一日目の所感。。
舞台は九州、福岡県
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神童の同期も勇躍。。
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女流王将戦で第一人者の輝き
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平成最後の新人王
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竜王戦/第1局終局直後の感想。。
竜王戦/第1局・一日目の所感
開幕戦の舞台は、東京。
Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
第31期竜王戦7番勝負/第2局「終局直後」