【 投了図・137手目▲7五同馬 】
投了図での持ち駒
▲井上九段: 歩2
△藤井六段: 角、金2、銀2、桂、歩3
昨日行なわれました公式戦に神童登場。
公式戦16連勝中と絶好調の藤井聡太六段が
王将戦・一次予選/3回戦を井上慶太九段と戦い
結果、上図137手までで敗れました。。
60手目△6五桂。
上図での持ち駒
▲井上九段: 銀、歩3
△藤井六段: 歩
居飛車の看板戦法「矢倉」戦となると
後手番の藤井六段が積極的に仕掛ける展開で
中盤戦から終盤戦へと向かいますが。。
111手目▲9五角
上図での持ち駒
▲井上九段: 角、銀2
△藤井六段: 桂、歩4
井上九段は鍛えの将棋で踏ん張り
ギリギリの均衡を保って迎えた上図の局面で
渾身の角を打ち込み、藤井玉を撃ち抜きます。。
この手に、一瞬
藤井六段の目が眩んだか、次の手で合駒はせず
フワッと4一の地点に玉を逃がすと、盤上は一変
形勢の針が一気に先手へと傾きました。。
【 投了図・137手目▲7五同馬 】
投了図での持ち駒
▲井上九段: 歩2
△藤井六段: 角、金2、銀2、桂、歩3
掴んだ勝機を、井上九段は逃さず。。
厳しく後手玉を仕留め上げ、上図の局面をみて
藤井六段は無念の投了を告げました。
藤井六段の連勝を「16」で止めた
現在54歳の井上九段は50代の棋士とて初めて
神童に土をつけ、ベテランの実力と存在感を大いに
全国の将棋ファンに知らしめました。。
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来期のNHK杯で夢のカードが。。
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詰将棋界最大の祭典
第15回詰将棋解答選手権に神童登場
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前代未聞のプレーオフがついに決着
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NHK杯/決勝では山崎八段が天才の煌き
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「将棋界の一番長い日」は劇的なフィナーレ。。
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Source: 柔らかい手~個人的将棋ブログ
連勝は16でストップ。。第68期王将戦・一次予選/3回戦「井上九段、藤井六段を撃破」